暑中見舞い（お中元）の文例,例文
暑中見舞いは、夏の最も暑い時期に相手に送るお見舞い状のことです。暑中とは、本来、夏の土用（立秋前の18日間）の時期を指す言葉として、昔から言い習わされてきました。今年平成22年の夏の土用は、7月20日から8月6日までです。したがって、暑中見舞いは、この18日間に相手へ届くように投函しましょう。もし時期を失して立秋（今年は8月7日）より遅れて届く場合は、暑中見舞いとは言わずに、「残暑お見舞い」とします。
もっとも、送る時期をあまり杓子定規に守る必要はありません。少しフライングして早く届いても許されます。しかし、残暑の時期に暑中見舞いが届くと、非常識と思われますから、「暑中」と「残暑」の言葉の使い分けには気をつけましょう。また、残暑見舞いは遅くとも8月中旬までに出しましょう。
文面は、お見舞い状ですので、相手の健康を思いやる言葉が必須です。また、自分や家族の近況などを添え書きしておくと喜ばれます。
【親しい方への暑中見舞い】
暑中お見舞い申し上げます
きびしい暑さが続いていますが、皆様お元気でいらっしゃいますか。
わが家の夏の主役は、やっぱり子供です。毎日プールに通っていますが、先日の日曜日には、家族で海水浴に行ってきました。
皆様も夏バテなどなさりませんよう、ご健勝にてお過ごしください。
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【改まった暑中見舞い】
暑中お見舞い申し上げます
炎暑きびしき折、皆様にはご健勝にてお過ごしのこととお喜び申し上げます。
私どもは家族全員、元気に過ごしております。とりわけ子供達は真っ黒に日焼けし、楽しい夏休みを満喫しております。
皆様におかれましてもお体お健やかに、ご自愛なされますようお祈り申し上げます。
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