残暑見舞いはがきの文例と例文
残暑見舞いは、暑中見舞いと同様の季節のお見舞い状です。しかし、「暑中」という言葉は、本来、季節の上で秋となる立秋よりも前の暑い時期を指す言葉ですから、立秋以降に届くものは、残暑見舞いとしなければなりません。今年(平成22年)の立秋は8月7日ですので、それ以降に先方に届くと思われる季節のお見舞い状は、「残暑お見舞い申し上げます」という書き方にしてください。ちなみに、暑中見舞いを出した方に、改めて残暑見舞いを出す必要はありません。
残暑という言葉は、暑中のように期間がはっきりと定義されている言葉ではありません。残暑見舞いをいつまでに出せば良いかは、各人の考え方次第です。しかし、8月も下旬になれば、そろそろ秋の気配が漂ってきて、もう残暑見舞いは似合わなくなります。常識的に考えて、遅くとも8月中旬中には出すようにしましょう。
残暑の時期は、夏の疲れがピークを迎えるつらい時期です。暑中見舞い以上に先様の健康への配慮の言葉が必要と言えるでしょう。優しさのあふれた文面にしてください。
【残暑見舞いの例文】
残暑お見舞い申し上げます
きびしき残暑のみぎり、皆様にはお変わりなくお過ごしでしょうか。
私ども家族は、お蔭様にてみな元気に致しております。
新秋刀魚の美味しい時期、晩ご飯の一杯のビールがたまりませぬ。
皆様も夏バテなどなさいませんよう、どうぞお元気にてお過ごしください。
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〈ご注意〉「暑中お見舞い申し上げます」「残暑お見舞い申し上げます」は、行書体・毛筆体などで書くことが一般的です。その場合には、句読点はふさわしくありません。本文に同じ書体を使った場合は、本文からも句読点を外して結構です。
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