返信はがきの書き方とマナー
返信はがきや往復はがきは、結婚式や法事、同窓会、各種サークル・団体の会合やイベントなど、さまざまなご招待・お知らせのために送られてきます。企業や役所関係などの場合は、その書き方やマナーをさほど意識する必要はありませんが、プライベートなお付き合い関係のものについては、1枚のはがきが自分の顔になりますから、きちんとした書き方やマナーを心得ておきたいものです。
1 返信はがきはいつまでに投函する?
企業・役所などから届いたものは、その関係組織の中で事務的に処理されますから、返信期限までに届けば問題ありません。しかし、結婚式・法事・同窓会・サークルなど個人や小さなグループからのものは、その送り主ご本人や担当者の人たちの都合も考えて、なるべく早く投函しましょう。余裕のある返信期日が書かれていても、忘れず数日以内に投函した方が無難です。
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2 返信はがき宛名面(オモテ面)の書き方
返信はがきの宛名のあとには、「行」または「宛」と記されています。この文字を二重線で消し、そのそばに、宛名が個人名の場合は「様」、宛名が団体名の場合は「御中」(おんちゅう)と敬称を書き込みます。企業・役所の部署名の場合も「御中」に書き換えます。
3 返信はがき文面(ウラ面)の書き方
①自分の敬称の文字をすべて消す
「ご出席・ご欠席」、「ご住所・お名前」などの「ご」・「お」・「御」の文字と、「ご芳名」の「ご芳」などをすべて二重線で消します。
②選ばなかった選択肢も消す
「ご出席・ご欠席」などの選択肢は、まず、選ばなかった選択肢全体を二重線で消し、選んだ選択肢は、敬称の文字を二重線で消してから、「出席」・「欠席」などの文字だけを丸で囲みます。
③先方へのコメントをひと言
「ご出席・ご欠席」などの選択肢の下には、コメントを書き込めるスペースがあります。送り主の方へのごあいさつや、担当者・幹事さんなどへのねぎらいの言葉、欠席の場合はその理由などを書き込めます。
●二重線は、横書きの場合は横1本、縦書きの場合は縦1本で、消す部分全体に引きます。ただし、1文字だけ消す場合は、二重線を斜めに引いてもかまいません。
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